最近、「日本の、これから 」(テーマ:食)に出演させて頂いたり、
ワイドショーの司会者として有名だった八波さんとご一緒したりと、
日本の食に関する将来について少し考える機会が増えました。
そんな中、番組出演者や八波さん等、
食や農業について広く勉強している人であればあるほど
感じている危機感があることに何度も気付きます。
食糧危機
という危機感。しかも、
「都市部が壊滅的打撃を受けるかも・・・?」
という、過激な意見もあるようです。
・・・自分なりに、納得できた情報を整理しておこうと思います。
食糧危機に至る原因は大きく分けて3つ。
- 地球温暖化により、世界的に
農作物の作付けエリアが少しずつ移動していること - 中国・ロシア・インド・パキスタン等の経済発展に伴い、
これらの国の食糧消費量が増加していること - バイオマスエタノール技術の進歩により、世界3大作物のひとつ、
トウモロコシ等が使われる傾向にあること
今年。
毎年、最も早く採れる宮崎コシヒカリが、
ほとんど市場に出回らなかった。
東国原知事で専用の似顔絵付きの米袋まで用意しておきながら。
米業界を震撼させたニュースだった。
また従来、北海道はお米が採れる場所とは考えられていなかった。
最近は、大規模農法ができる土地として有名になり、
「ほしのゆめ」や「ななつぼし」「きらら397」等が売れている。
これらふたつの事象が導き出されるのが、
「農作物の作付けエリアが少しずつ移動している」こと。
しかし、農地はそう簡単に移動できない。
少し移動した先には、宅地や工場があったり、開拓できない土地がある。
仮に、これまで100あった生産量が、70とか60とかになってくる。
・・・しかもそれは。
日本だけで起こっていることでは無い。
世界規模で、地球温暖化は進んでいるのだ。
中国・ロシア・インド・パキスタンの食糧消費量が増加してきていることは、
周知の事実。
世界最大の人口を誇る国をはじめ各国が豊かになり、
世界中の食材を消費しはじめている。
例えば中国の13億人という人口は、
1億3千万弱の日本が想像するよりも、遥かに大きな問題を内包している。
加えて、バイオマスエタノール精製に、
トウモロコシ等が使われる傾向にあること。
最近話題に上り始めたのだけれども。
かなりの数の食糧が、燃料(原料)として使われだしている。
世界的な食糧不足に、拍車をかける状況だ。
いずれの状況も、世界的な輸出市場に出回る食糧が
急激に減り始めることを示唆しています。
万が一、食糧危機が発生した時に、
食糧自給率が40%を切った今の日本に起こることは・・・?
食糧危機なんて起こらなければ本当に良いのですが、
もし懸念通りの事態が起こってしまった場合のストーリーは、
おおむね以下の通りなのでは・・・?と考えてみます。
- 食料生産量が減少し始めた国が、輸出を制限し始める。
(FTA(自由貿易協定)によって、その輸出制限を緩和する狙いが、
貿易業界にはあるそうですが・・・) - 世界的な食料(農産物等)の高騰。
- 世界に牽引されて発生する、国内食料の高騰。
- (特に都市部での)深刻な国内食料不足発生?
(田舎はまだ生産できる土地があるので、
深刻にはならないかもしれないが、都市部では不可能だから)
急激に起こる、食糧危機と都市部の崩壊。
食糧を自家生産できる地方への人口流出。
これまで虐げられてきた地方と、疎開人口との確執。
妄想で片付けられることを、祈るばかりです。
伊豆よろず便は。
そんな万が一の事態が発生した時にも、
地元のおじいちゃん、おばあちゃんが育てた安全な食材を
地元に安定して届けられるような仕組みになれたら・・・いいなぁ。









